過去ログ 平成13年 9月&10月



  • 海外板ウォッチ 10.30
  • 今度こそ「毎週一億円のチャンス」? 10.29
  • その名はラウル・ブラボ ビジャレアル2−3レアルマドリード 10.28
  • リーズの勝ちをスールシャール阻止 マンU1−1リーズ 10.28
  • 聖人再び地上に降り立つ リーガ第9節 マラガ1−1バルセロナ 10.22
  • レアルはまだ目覚めず リーガ第9節 レアルVSセルタ 10.22
  • プレミア第8節 リーズVSチェルシー 10.22
  • 最後の生贄はどの国か? W杯欧州予選プレーオフ展望 10.21
  • ロウソクの最後の灯火 東京ヴェルディ、エジムンド獲得 10.19
  • 恐るべし日清 10.16
  • セリエA第6節 パルマVSピアチェンツァ 10.15
  • 倉敷批判批判 10.12
  • 二度目の正直 10.11
  • リーガ第6節 レアルVSラスパルマス 10.05
  • マヌパブ骨折、でもちょっとイイ話 10.04
  • セリエA第5節 ラツィオVSパルマ 10.02
  • テソ、海外へ 09.30
  • ☆祝:グアルディオーラ、ブレシア入り決定!:祝☆ 09.29
  • 中田のパルマ・パルマの中田 09.25
  • キュウテンイチ、オレンジ軍団陥落 09.05
海外板ウォッチ

 2ch蹴球代表海外板から、面白そうなスレを紹介します。

■アナウンサーランキング

 サッカー好きにとって誰が実況をやるかということは、その試合の魅力を倍にしてくれるのか、音量消して見るハメになるか、かなり重要な要素だと思います。個人的には倉敷アナマンセーの自分ですが、鉄人八塚、WOWWOW岩佐あたりは割と好きです。NHK山本アナはちょっと…。あの用意周到な臭セリフは耳が拒否します。ゴルゴル船ムシ、フジ青島辺りの評価は禿同です。基本的にCS>>>>民放というのは普遍の真理かと。

 ちなみに今度のイタリア戦ですが、テレ朝は田畑+セルジオ+川添トリオでいくそうです。

セルジオ「カワゾエサ〜ン」
川添  「セルジオ〜サン」
セルジオ「カワゾエサ〜ン」
川添  「セルジオ〜サン」

自慰トークを聞くハメになりそうで鬱です。


■あなたの持ってるレプリカユニフォーム 2


 レプリカユニ、それはサカヲタの証。と言っても、最近は街中で着ている人多くなりつつありますが。選手の話ならともかくユニの話となると、サッカーの爽やかさも吹っ飛びます。ヲタ臭プンプンです。いつか自分もこうなるんでしょうか。ちなみに唯一持ってるユニは、イングランド代表ホームユニ(現地購入)です。でも外で着る勇気は…。


■I・カンポで盛り上がろう!カンポカンポォ!!

 世界一笑いの取れるDF、レアルマドリーのイバン・カンポのスレです。最近の租プレーでベルナベウのマドリスタにブーイングを受けまくり、今は鬱病だそうです。彼も人の子だったんですね。それでもネタにされるのは宿命ですが。

平成13年10月30日



今度こそ「毎週一億円のチャンス」?

 もう皆さんご存知かと思いますが、サッカーくじTOTOを当てる方式が変わります。具体的に言うと、今までホームチームの「1=勝ち」「2=ドロー」「3=負け」を当てる方式でしたが、来年からは「1=勝ち」「2=延長」「3=負け」を当てることとなるそうです。つまり、今まで同じだった90分以内勝ちと延長戦勝ちが、違うものとなるわけです。

 さて、今回の方式変更には、誕生から売り上げ減少の道を辿るという、当然と言えば当然の結果への歯止めとしてなされる措置だそうです。売り上げUPのためには高配当がもっと出るようにとの狙いで、以前より当てるのを難しくしたわけですね。

 確かに一等当てても5万円とかなると萎えますよね。実際それで泣いた人を自分は知っています。というか当選者の数によって金額が決まるという性質上、そういうことが起こるのは当たり前なんですが、TOTOスタート当初から「一億円のチャンス」と連呼しすぎた故に、当選金の低さにブーイングする方々が続出したような気がします。

 勿論他にも売り上げの低さの要因はあります。販売所が少ない、競馬やパチンコに日々金を捧げる日本のギャンブラーはサッカーに興味を元々持っていない、TVでの試合放送が少なすぎる、など。でも一番の原因はJリーグが面白くない、という部分にあるんではないでしょうか。

 かく言う自分も一サッカーファンとして日本サッカーの発展に貢献しようと、計8回位は購入しました。毎回800円程買っていたのですが、結果は3等さえも獲れず、全滅でした。ここで当たらない事に文句を言うつもりはありません。予想が適当でしたから。問題はTOTOをやっている時でさえ、見ようと思はないほどの駄試合が多すぎるということです。TOTOは試合に足を運ぶ観客数よりも、スポーツコーナーの一瞬の視聴率を上げたに過ぎないと思います。思えばいつしか自分にとってTOTOとは、火曜でなく日曜のロトくじとなりました。

 発足当初のJリーグは世界に名だたる年金リーグとして、老後の蓄えを求めてやって来た元名選手が存在したわけですが、その役割も最近はMLS(メジャーリーグサッカー)に奪われている気がします。有名外国人プレーヤーの威光を必要としないほどレベルが上がったかと言えるのかもしれませんが、如何せん地味です。カムバック年金リーグ!そこにしかJリーグの存在価値は見出せません。

 と言うわけでもうほとんど祖国を見捨てた一サッカーファンなのですが、今唯一の見所はヴェルディとFマリノスのJ2落ちが現実を帯びてきたことです。是非落ちて欲しい。てか落ちろ。Fマリはともかく、読売系はスポーツ界の癌ですから。

平成13年10月29日



その名はラウル・ブラボ ビジャレアル2−3レアルマドリード

 レアルのスタメンを紹介しましょう。ラウル、モリエンテス、フィーゴ、ジダン、マッカ。ところがここから、セラーデス、パボン、ブラボ、サルガド、そしてイバン・エルゲラ!と続きます。後ろの方に危険な臭いが漂っています。守備の要であるマケレレ、イエロ、ロベカル、カランカがいないわけですから。

■まずはこのレアルのどん底状態を救うべく帰ってきたイバン・エルゲラですが、先日のチャンピオンズリーグで復帰後今シーズンの初出場を果たし、この試合が二試合目でした。まずはお帰りなさいと言いたいです。彼がいないとレアルは面白くないですから。昨シーズンのように、CBでもボランチでもガンガン上がって点を獲るプレーは余り見られませんでしたが、イエロの代わりとして堂々とプレーしていたと思います。しかし怪我人が全員復帰してきたとき、果たしてエルゲラに居場所はあるんでしょうか?

前半はマッカの時間でした。決定的シュートを宇宙開発&トラップミス、守備ではバックパスをミスって見事に失点を演出久しぶりに自分の存在をアピールですか。…いかんです。

■カンテラ組みの新人SBラウル・ブラボふざけた名前ですが、素晴らしい選手だとわかりました。精度の高いクロスに無尽蔵のスタミナ。間違いなく今日のマンオブザマッチでしょう。すぐにでもレギュラーになれるくらいです。さすがレアルのカンテラ出身です。

 決して押していた試合ではないですが、勝ちは勝ち。今日負けていたら、ダウンワードスパイラルからもう抜け出せなくなっていたでしょう。レアルにとっては貴重な勝ち点3です。

 それから今日の試合は何と言ってもラウル・ブラボ。皆さんラウル・ブラボの名は覚えておいて損はないですよ。この選手が発見できたのが今日の収穫です。今日のプレーが確変でないとしたら、ミッチェル・サルガドはヤバいんじゃないでしょうか。

結論:次節はレアルVSバルサ!!!

平成13年10月28日



リーズの勝ちをスールシャール阻止 マンU1−1リーズ

 リーズ負けません。開幕から無敗記録を10試合に更新です。プレミアでは唯一の無敗チーム。でも勝てた試合でした。もったいない。

バルテスの2ポカで、チャンピオンズリーグ、デポルにホームで敗戦した後遺症を期待したんですが、それもありませんでした。前半、後半ともらしい展開が多い気がしました。少々単調でしたが。

■リーズは前半、お決まり、兄ちゃんのポカで一度決定的なチャンスがありましたが、ビドゥカが外しました。まだ調子悪いなぁと思っていたら、後半貴重な点をゲット。

■スタムの乱後、どうやらSBはブラン+ブラウンのブラブラコンビでひとまず落ち着きそうです。失点時以外は安定していると思います。

■最近奥方が日本に出稼ぎに来ている若旦那ベッカムは調子良いです。ベッカム&ギグスのサイドコンビは相変わらずシビれます。

■後半半ば、ベッカムとキーンが揉めました。倒されたキーンがベッカムを突き飛ばしてあわや乱闘騒ぎ。もしやレッドで喧嘩両成敗か?と思いましたがイエローで済んでしまいました。つまりません。

■決して途切れることの無いマンUの攻撃に対する、リオを中心としたリーズDF陣の忍耐強い対応が光りました。ミルズは珍しくおとなしかったです。つまりません。

■ベロン加入で出場機会がかなり減ったスコールズ。久しぶりにあの真っ白な顔を見ました。最初はあんまり目立ちませんでしたが、後半は得意のミドルシュートを放っていました。ただ2トップの一角のポジションにしては、ニステルローイに比べると少し印象が薄いです。サー・アレックスは次も使ってくれるでしょうか?

■残り15分でスパーサブ、スールシャールが登場しました。そして試合終了間際に貴重な同点ゴール。この人は途中で出てくるくせに必ず点取ります。野球で言えば代打の神様八木というところですか。
 リーグ戦とチャンピオンズリーグでオールドトラッフォード4連戦らしいですが、デポル、ボルトンに負けて、ミッドウィークにオリンピアコスに勝利したものの、ここでリーズに引き分けました。ここ4戦で1勝2敗1分けですか。ホームでの最強神話はもう完全になくなりましたか。

 一方のリーズはこの試合の一点でビドゥカが調子を上げていくのを期待します。と言っても、ボウヤー、ウッドゲイトのXday(暴行事件の裁判)はもうすぐですが…。

結論:スールシャールをW杯で見たかった…。

平成13年10月28日



聖人再び地上に降り立つ リーガ第9節 マラガ1−1バルセロナ

 聖人がついにお帰りになられました。お帰りなさいませ、リバウド様。フロントやサポーターとももめ気味ですが、昨シーズンのような神のプレーを期待します。

■その聖人リバウドですが、点は取ったものの、あとはいまいちです。まあこれからですね。

■マラガのデリー・バルデス+ダリオ・シルバの通称DDコンビは相変わらず泥臭いですが、素晴らしいプレーをしています。このコンビは、シェヴァ+ピッポやビエリ+ロナウドなんかよりもずっと魅力的です。泥臭いながらも勝負強く、老獪なところが(・∀・)イイ! 自分の好きなツートップベスト3に勝手に入れました。

■今年のバルサは、チャビやジオバンニ、サビオラといった新世代が頑張っていますね。フランク兄さん辺りはもうご隠居願います。

■余談ですが、この試合は倉敷+金子+戸塚トリオでした。このトリオの話は本当に楽しいです。あまり起伏のない試合も、このトリオにかかれば楽しい試合に見えてしまいます。

 この試合を見てかなりマラガが好きになりました。リーガは弱小チームでもそのチーム独特の色があったりして、なかなか興味深いです。去年はマジョルカアラベスが魅力的でしたが、今年はマラガ、セルタなども見ていこうと思います。それに比べてセリエの弱小チームの魅力の無いこと無いこと…。完全に自分の中でリーガ>セリエになってしまいました。倉敷さんと鉄人八塚アナとの違いもあるんでしょうか。

結論:リーガの中小チームがマイブームです。

平成13年10月22日



レアルはまだ目覚めず リーガ第9節 レアルVSセルタ

 今日はいいカード目白押し。二軒目行きます。レアルVSセルタです。今リーガで最ものっている首位セルタが、敵地でレアル相手にどう戦うかが注目されたカードでした。

■この試合でロベカル、ジダンが復帰してきました。ここに負傷中のカランカが加われば、去年のメンバー+ジダンとなり面子はベストに近くなります。しかし忘れちゃいけないのは去年の優勝の原動力、エルゲラです。この兄ちゃんが帰ってくると誰かが押し出されるんですよね。真ん中のジダンを外してマケレレとエルゲラでダブルボランチにすれば、去年の最強メンバーですが、それはあり得ないでしょう。となるとグティが消えてワントップになるのが有力ですか。マッカに変わりエルゲラがサイド…ってのはないか。

■先取点を取った後のカターニャ、なぜか無表情で手をバサバサ。あれが彼流の喜びの表し方なのでしょうか。「ベルナベウにも怪鳥が舞い降りた」とは倉敷さんも相変わらずうまい言い方をするもんです。

■マヌパブを犯ったジオバネーラのことは前のニュースで書きましたが、もう立ち直れたのかな、と優しい目で見ようとしていたら、ラウルに猫掴みファールを食らわして、イエロー食らっていました。あからさまなファールです。あの涙に自分は騙されたんでしょうか…。

■セルタの象徴、ロシア代表モストヴォイの陰についつい隠れがちな、同じくロシア代表のカルピンは、今日はボールタッチが非常に多く、攻守に貢献していた気がします。W杯でお待ちしております。

■ジダンは生き生きしてきました。もうチームに慣れましたかね。けれどちょっと気になるのはフィーゴ。やはりレアルの中心はフィーゴであって欲しいです。

 というわけでこちらも1−1のドローでした。全体的に見所は少なかったかもしれませんが、所々でジダンを絡めたマドリスタ至福のパス回しが見られました。復調の兆しと見ていいんでしょうか。セルタは全員で攻め全員で守り、好調さを維持しているように見えました。アウェーでドローならOKなんでしょう。

 でも最近、「もうそろそろ強いレアルマドリーが帰って来るだろう」とずっと言い続けている気がします。復活の兆しでなく、完全復活をさっさと見せて欲しいです。…そろそろマドリスタの忍耐も限界ですよ。マジで。

結論:期待したほど脳内エンドルフィンは出ませんでした。

平成13年10月22日



プレミア第8節 リーズVSチェルシー

 0−0のスコアレスドローでした。と言っても最近流行の金返せ試合ではなかったです。

■前半はリーズのホームながらチェルシーがわずかに押し気味でした。ゾラ、ゼンデン、デサイーといった名がフィールドにいず、テリー、ルソー、ギャラスなど始めて知る選手がスタメンに名を連ねる中、チェルシーは思った以上にいいサッカーをしていました。チェックがかなり早く、前で前でプレッシャーをかける、ガス欠を顧みない勇敢なサッカーはなかなか面白かったです。

■後半はリーズやや優勢。ボスニッチのいくつかのファインセーブでチェルシーは助かっていた気がします。

■チェルシーの左サイドのMFルソーという選手。初めて名前を聞いた選手でしたが、オフェンス・ディフェンスともに精力的に動き、一番目立った選手に思いました。ミルズに後ろからドロップキックをかましたのは行き過ぎでしたが。最も印象に残ったのは顔。ジョン・トラポルタに激似だと思うのですが、どうでしょう。

■リーズで目立ったのはキーウェルです。この人はうまい、早い、…安くはないですが。W杯で見たいです。南米とのプレーオフには是非勝って日本に来ていただきたい。できればブラジルを沈めることになると面白いのですが。もう一人のオージー、ビドゥカはちょっと元気がなかったです。

武闘派集団リーズいちのヒール役、ミルズは相変わらずでした。前節のリバプール戦でも汚いプレーで観客から総ブーイングを受けていましたが、この試合ではプティの顔をスタンプです。華麗なプティ様のお顔をスパイクで踏もうとは、さすがミルズ。この人のヒール性は天賦の才ですね。

 最近セリエばかり見ていたのですが、はっきり言ってセリエより3倍くらい面白いサッカーをしています。リーズ−チェルシーというカードだからということもありますが、中盤で激しくボールを奪い合い、玉回しが早く、なかなかプレーの途切れることのないスピード感溢れるサッカーは魅力的です。両者の力が均衡していて点はあまり入りませんでしたが。

結論:プレミアもこのレベルの試合は楽しい。

平成13年10月22日



最後の生贄はどの国か? W杯欧州予選プレーオフ展望

 欧州予選もほぼ終わりに近づき、出場を決めた国や出来なかった国、悲喜こもごもですが、まだまだ終わっていません。各組2位同志のプレーオフが残っています。個人的にはこの辺りのレベルの試合が一番面白いと思います。常連国の意地と中堅国、小国の念願がぶつかりますから。涙が一番流れるところではないでしょうか。

 日程はこうなっています。
第一戦 11/10.11
第二戦 11/14.15

■ ドイツ−ウクライナ
ウクライナ代表=ディナモ・キエフ+セリエA(シェヴァ)+プレミア(レブロフ)と考えていいでしょう。普通はドイツ勝ちを予想するのが無難ですが…ドイツ全員よりシェフチェンコ一人が見たいです。最近のドイツサッカーは面白くないので、シェヴァのワンマンショーを期待します。ドイツはダイスラーやショルが怪我で駄目らしいですし。ヨーロッパW杯予選に生贄は付き物です。オランダ、ユーゴ、ブラジル(?)もう一国ぐらいあってもいいでしょう。

■ ルーマニア−スロベニア
スロベニアは唯一ロシアに黒星をつけたチーム。侮れません。ザホビッチがんばれ。ルーマニア?…ハジのいないルーマニアはどうでもいいです。

■ トルコ−オーストリアorイスラエル
トルコVSイスラエルってなんだかやばそうな臭いプンプンなんですが、問題ないんでしょうか。イスラエルはサッカーやってる場合じゃないと思いますが。トルコがもし日本に来るとしたら、トルコサポーターは今大会危険度五つ星の凶暴さを持っていると思います。

■ ベルギー−チェコ
ベルギーは地元開催のユーロ2000で恥じかきましたから、今回はマジになっているのではないでしょうか。でもネドベドを日本で見たいのでチェコ希望。

■ アイルランド−アジア3位(恐らくイラン)
戦争の影響でホーム&アウェイ方式でなく一発勝負をアイルランド側が望んでいるようです。アイルランドは二つやった方が確実だと思うんですけどね。オランダの呪い…あったら嫌です。

結論:ウクライナ、スロベニア、トルコ、チェコ、アイルランド希望

平成13年10月21日



ロウソクの最後の灯火 東京ヴェルディ、エジムンド獲得

 最後の大博打ですか…かっこいい散り方です>東京ヴェルディ1969様。さて、アニマウエジムンドの悪童ぶりを紹介します。

○人間とは思えないキチガイ言動をとにかく繰り返す。アニマウ=野獣とあだ名がついている。

3人が死亡する交通事故を起こして4年半の有罪判決を受けたことがある。笑えません。

○フィオレンティーナ時代に紅白戦でFWの選手を思いっきり削って骨折させる。カーニバルを見たいからといって試合をすっぽかしてシーズン中に里帰り。トラッパトーニ監督バティは当時ぶち切れたそうです。

○代表でレギュラーで使われず、試合に出ても「なんでみんな俺にパスを出さないんだ」と不平不満をぶちまけ、「冷静になれよ」と諌めたレオナルドに対して誹謗したうえ殴りかかる。

○ナポリでもチームメイトを殴り倒して罰金。ナポリ2部降格の原動力となり、その年のベスト金返せ選手に。

○自宅で友人とカード賭博を催していたところに警察に踏み込まれて現行犯逮捕。

チンパンジーにビールを飲ませ、動物愛護団体に訴えられる。

○そして最近はクルゼイロに所属していましたが、ヴァスコとの試合で「愛するヴァスコ相手に得点なんか出来ない」とのたまい、実際その試合でやる気なしプレーを披露。PKまで外して有言実行をアピール。見事にクビとなる。

 クラブの坂田社長は「救世主として強烈な個性でチームを引っ張ってほしい」と述べています。これらの奇行ぶりを検討した上での決断でしょうか。強烈過ぎる個性でクラブの崩壊は目に見えると思いますが。切羽詰ってるんですね。

 ところでエジムンドが日本に来た目的がよく分かりません。ビーチ無しで生きていけない男がなぜ日本に?これから日本は冬ということをしらないんでしょうか?観光旅行という可能性もありますが。秋葉原 で家電を買いたいとか。カーニバルの時期でないからこその移籍であることは間違いないと思います。

 エジムンドが何をやらかしてくれるか楽しみです。見えます…周りの下手さに切れるエジムンドが…。

結論:ズバリ、5試合限定。

平成13年10月19日



恐るべし日清

 もう騙されているとしか思えません。

「ジダン選手、世界一のプレーヤとしてモモ上げをお願いします。未来のジダンを目指す日本の子供達に是非見本を!」とかなんとか上手く言われて。

 それで「ジダンがじだんだ踏んだ」って…。高原と中タコが下らないコントをしていても別にどうでもいいですが、世界のジネディーヌ・ジダンとなると話は別だと思います。フランス人が見たらどういうリアクション取るでしょうか?奴らにはこういう洒落通じないと思います。これはフランス人を敵に回してもおかしくない気がします。

 ジダンは分かってこんなマヌケなことをすることを了承していたのでしょうか?初代のバージョンは皆さんご存知の通り、ヤカンをヘッドという例のCMです。

 若い人は「日清カップヌードルだからヤカンなんだな」で納得してしまいそうですが、ヤカン=ハゲという意味があるのを知っていれば、日清の腹黒さというか根性には恐れ入ってしまいます。ヤカンがヤカンをヘッドですから。まぁ前もって日清がコンセプトを説明していたら出演は100%なかったと思いますが。

 日清…恐るべしです。日本企業のCMは世界スターを馬鹿にして何ぼ、なのでしょうか…。ブルース・ウィルスのエネオスのCMは問題ないでしょうが、ニコラス・ケイジが言いにくそうに「パッチンコッ」とか言うのを見ていると気の毒に思ってしまうのは僕だけでしょうか。中田でさえ気取ってCMに出ているのに、よりによってジダンがこうなるとは。

 かたやNIKEなどは同じくサッカー選手を使っても毎回凄くかっこいいCMを作ってきます。最新版を見ましたか?ロナウジーニョ、メンディエタ、トッティ、クラウディオ・ロペスの4人がボールと戯れているCMです。ロナウジーニョは下手糞なヒプホプダンスを披露しています。相変わらずクールなCMです。NIKEのCMに出演するということはサッカー界での一種のステータスになりつつあると思います。日本人としては中田に次ぐ選手がこれから出てくるのを楽しみにしたいところです。

 ここまで逝ってしまったなら、次はジダンにダイレクトにアートネイチャー辺りのCMにチャレンジして欲しいです。

結論:あのアクションフィギュアを欲しがる人はいるのでしょうか?

平成13年10月16日



セリエA第6節 パルマVSピアチェンツァ

 ピアチェンツァ相手にホームで2−2のドロー。また金返せ試合です。一週間の楽しみを週末のサッカーに託している身にもなってほしいです。

■中田はローマ時代の攻撃の起点を作る役割が多かった気がします。ラストパスの2手、3手前のタッチばかり。ウリの指示なのかもしれませんが見ていてつまらないです。怪我のせいなのか相変わらずプレーは悪い。ボールを持ってもなかなか出せない。見方との呼吸も合わない。なのに青島と風間は相変わらず誉め殺していました。キモイです。

■開幕戦の衝撃的プレーのせいかフレイには大ポカGKの印象がありましたが、この試合を含めて数試合かなり彼のおかげで失点を防いでいる場面があります。スコアでは2点取られましたが、もっと取られていてもおかしくなかった気がします。だてに銀髪アニヲタではありませんね。

■パルマはいつもの3−4−1−2ではなく初めて3−4−3システムをとりました。FWは左から中田、ディバイオ、マルキオンニ。でも機能していたとはいえないでしょう。中田はやはり真ん中トップ下でシャドーストライカーでいるのが最も合っているかと思います。はっきり言ってそれ以外のポジションは出来ないでしょう。サイドクロスはうまくないし、ローマ加入直後のボランチなんかもダメダメでしたから。かと言ってトップ下でも今の状態でいい結果は出ないとは思いますが。

■パルマはドリブラーポストプレーヤーもいず、攻撃パターン皆無と言う感じでした。それぞれジュニオールミロセがその役割を請け負っていたわけですが。この二人がいないのはきついです。行き場のないディバイオが虚しすぎます。

 とにかく開幕から6試合、パルマの試合は全く面白くありません。つまりません。ペルージャ時代もこういう退屈な試合は多々ありましたが、それでも中田はその中で光っていました。でも今は…。

 「中田が下手になった」という説もあながち嘘でないような気がします。年棒に見合う働きをしていないのは確かです。それともこれが限界なのでしょうか?インターセプトからボールを預けられても自分でドリブルなどで切り開く力がなさ過ぎる気がします。クロスボールの精度も最近かなり悪いです。

 いったい一年目ペルーじゃ時代の黄金期に彼はどうやって10点もとったのか、今となっては不思議でしょうがないです。カルチョメルカートも閉まったことですし、残留したミクー待望論がいよいよ現実的になってくること間違いなしでしょう。

結論:しばらくパルマを見捨てたい気分です。

平成13年10月15日



倉敷批判批判

 世の中には有名人を叩いて注目を浴びようとしたり、皆が誉めるものを敢えてけなして自分に酔う下等な人間がいらっしゃいます。今回槍玉に上がっているのは、いつも割とアンチの少ない倉敷保雄アナです。

 まずは原文を見てみてください。

 『日本のテレビで、「レアル・マドリー対マラガ」を見てみたら。BY木村浩嗣』

 名前こそ出ていないもの倉敷さんに対する批判記事です。題に「日本のテレビで」と余分にある辺り、この木村浩嗣海外サッカー通を気取るヲタ臭がプンプンします。日本のサッカー中継に対する批判の余地は十分あると日頃僕は思っていますが、こんな的のずれたお粗末な記事はあきれてるばかりです。発言の一部を切り取った頭の悪い記事といった印象です。

 「マクマナマンをマッカと呼ぶな」という辺りは特に気持ち悪いです。ペップピッポピクシーゴンもだめなんですかね?「レアルに偏るな」って言うのは「巨人に偏るな」って言うのと同レベルですね。金をもらっているライターとは到底思えません。

 「ラウルはどうすんだよ!」の部分も、倉敷さんなどはそういった戦術的説明はかなりしてくれる、或いは解説からそれを引き出すのがうまい人だと思いますが。つっこむならゴルゴルしか叫ばなかったり、中田を毎回誉め殺す能無し民放アナ+選手上がりの解説だと思います。木村は倉敷さんお得意の小ネタ披露はお気に召さないようですが、退屈な試合を面白くし、流れの早い試合でもアクセントとなる小ネタは絶対必要だと思うんですけどね。

 勿論絶叫系実況に慣れている人は倉敷スタイルの実況を生ぬるいと思うかもしれませんし、ほんのわずかだとは思いますが船越のようなのが好みだという奇人も世の中に入るかもしれません。他を排除し「倉敷マンセー!」と叫ぶイタイ信者にはなりたくないものです。誰もがメディアの取捨選択をすることができるわけですから、この記事を一意見と受け取ることも出来なくはないですが…。

 最近倉敷さんは地上は初見参したそうです。自分は見逃しましたが。一般サッカーファンにも倉敷びいきが出てくるといいものです。

結論:次も叩きがいのある電波記事を期待しています>木村浩嗣様

平成13年10月12日



二度目の正直

 ガンバの801系DF宮本の海外移籍のニュースが入ってきました。まだ正式オファーは来ていないようですし、一度ウェストハム移籍報道で騙されたこともあるので、いつものフライング報道の可能性も大有りですが。

 セネガル戦ではフランスのセダン、モナコ、ナント、レンヌの4チームが、ナイジェリア戦ではセダン、モナコ、ナント、レンヌ、マルセイユ、サンテティエンヌの6チームとプレミアリーグのトッテナム、エバートンなどの4チームが日本代表戦の視察に訪れていたとの事です。その中でも特に積極的なのがセダンで、早ければ今月中にも正式オファーを出す可能性があるとの事。

 さて、第一印象は「なぜ宮本?」です。僕の個人的な印象では、宮本よりもっと旨みのあるジャパンマネーを持つDFはいると思うんですけど。宮本は代表のレギュラークラスではまだないですし、森岡や松田なんかの方がマシな気がします。

 とは言え宮本には頭の良さがあります。世の中を理解していないいわゆるサッカー馬鹿が多い中、同志社大経済学部に普通に入った経歴を持つ宮本には、なんだか近しいものを感じないでもないです。大学では第二外国語にフランス語を選択してたらしく、トルシエとは積極的に仏語でコミュニケーションを取っていたくらい語学能力に長けているようです。親が英語教諭という話も。

 宮本や中田に代表される知性的プレーヤーは日本ならではでしょう。サッカー馬鹿が多いと言っても学力W杯ではきっとチャンピオンになれるであろう日本代表ですから、身体能力やテクニックで負ける部分を頭でカバーしながら海外修行をするのが健全な道ではないでしょうか?貧弱な体で頭脳サッカー。これがこれからの日本サッカーのスタイルです。いかがでしょうサッカー協会様?

 余談ですが、サッカー馬鹿の典型のような川口は英検2級、簿記2級を持っているらしいです。英検はともかく簿記2級とは何に使うのでしょう?奇しくも自分もちょうど英検2級を持っているのですが、もし川口が英検2級程度でイングランドでのコミュニケーションが出来るだろうと考えていたとしたら大笑いですね。

 ともあれ、中田と違って頭の良さオンリータイプに見える宮本が、海外でどこまで通用するか見てみたいものです。

結論:ガセでないことを祈ります。

平成13年10月11日



リーガ第6節 レアルVSラスパルマス

 4−2です。いつもの派手な勝利ではありません。アウェーで完敗です。ラスパルマス(ただの小島)相手にどうやったらこんなスコアで負けることが出来るんでしょうか?

 代表戦でフィーゴ、ロベカル、マッカを欠き、勿論イバン・エルゲラも負傷中でベストメンバーとは程遠いですが、それは言い訳に過ぎません。非難轟々の中それでもジダンを金で取るような、天下のレアルマドリーが言い訳をしてはいけないのです。

■ジェレミもなんとか頑張っていましたが、いつものフィーゴのドリブル、キープ、クロスを当たり前に見ている僕にとっては、フィーゴとジェレミの間にはリバウドと中田並の如何ともしがたい差があると再認識しました。フィーゴカムバ〜ック!

■いつもいぶし銀ないいプレーを見せるマケレレは独りできつそうでした。彼を「ボール取られマシーン」などと称してこの試合の戦犯に祭り上げている輩も多いみたいですが、僕が見た限りはしょうがない気がしました。彼にイバン・エルゲラ並みの攻撃力を求めてはいけないです。エルゲラカムバ〜ック!

■マケレレと共に縁の下の力持ちコンビを組むカランカは今回左SB。彼も攻撃には向いていないのにポジション上それが求められて酷でした。ロベカルとの契約でフロントはごねてる場合じゃないでしょう。ロベカルカムバ〜ック!

「やっちゃいましたか…?あ〜イバンカンポやっちゃいましたか。イバンカンポよくやるんですよね〜…」BYヒロミ。カンポは前半に凡バータックルでPKを与えました。他にも冷や冷やのプレーが多い。いくら倉敷さんがカンポ好きでもやっぱり笑いの取れるDFはいりません。ネスタウェルカ〜ム!

■そして自分のお気に入りのマクマナマンは、やはりソラーリよりは絶対必要だと分かりました。あのストライドの長い見栄えの悪いドリブルじゃなきゃだめです。マッカカムバ〜ック!

 と、いない選手のお帰りとご到着をお待ちしているのですが、今回はミッドウィークの試合なのですぐに週末ビルバオ戦があります。そしてその試合ではマケレレとジダンも不在です。…バスク人達にコテンパンにやられそうな気がします。

 レアルは重症ですね。ジダンだけはなんとか正気でしたが。早くもリーグを捨てますか?最早チャンピオンズリーグで勝つしか、怒り狂うマドリスタをなだめる方法はないようです。

結論:無かったことにしたい。

平成13年10月5日



マヌパブ骨折、でもちょっとイイ話

 デポルのマヌエル・パブロが骨折しました。治療に4ヶ月、リハビリに2ヶ月の計全治6ヶ月の重症です。下手人はセルタのジオバネーラ。9月1日のガルシアダービー、デポルVSセルタで犯りました。

 と、いかにもジオバネーラを苛める気満々の書き出しで始めましたが、その気はさっきうせました。マヌパブが好きな自分はここでジオバネーラを叩くつもりでしたが、さっき衛星で録画放送の試合を実際見て、その気はうせました。

 ファールでマヌパブが退場した後、ジオバネーラはの顔には「なんてことをしてしまったんだ…。」と書いてあるほど後悔の表情をしていました。(そもそも悪質なファールではなく、マヌパブの骨折は不幸な結果に見えました。)試合後呆然とするジオバネーラに、敵味方関係なく選手達が慰めに行っていました。その後ピッチから帰るジオバネーラに、早速マイクを携えたレポーターがここぞとばかりに寄って行きましたが、彼はそこで涙を流しながら「サッカー人生で最悪の時だ。心から謝罪したい。出来ることなら彼と変わってやりたい…(涙」と語っていました。

 いい奴です。今時のサッカー選手にはなかなかいない、純粋でいい奴です。ほのぼのとか感動とはちょっとニュアンスが違いますが、久しぶりにいいモノを見せてもらった気がします。ただ精神ズタズタのジオバネーラは可哀想ですし心配です。ヒロミ(原博美)も心配していました。

 ともあれマヌパブには一日も早い復帰を祈ります。心の傷を負ったジオバネーラのためにも。ジオバネーラはマヌパブのためにも今後精一杯プレーしてほしいです。

結論:今日からジオバネーラのファンです。

平成13年10月4日



セリエA第5節 ラツィオVSパルマ

 普通中田のパルマ戦をTVで観戦するにはスカパーに入っていないと見ることが出来ません。そして自分は入っていません。頭の固い国立大学は大学宿舎にアンテナは認めないようです。

 スカパーに入っていない自分がパルマ戦を見る方法は2つあります。僕は地元のケーブルTVに入ってますから、J-SKYというスカパー系列らしきチャンネルは一応見れます。時々ランダムにパルマ戦をやってくれたりします。どういう基準でやるのか知りませんが。そして、それよりもっと稀にフジテレビが放送してくれるときもあります。昨シーズンはフジの放送する試合に限って中田が出場しないというジンクスがあって、悶々とローマポッカリサッカーを見たものです。

 9月30日のセリエA第5節、パルマVSラツィオ戦を久しぶりにJ-SKYで生で見ることができました。一応ビッグ6同志の対戦という好カードです。月曜深夜に一日遅れでフジが放送してましたが、そういう時に重ねて生でやるとはJ-SKYもなかなか腹黒いです。

FW:クレスポ、インザーギ
MF:シメオネ、D・バッジョ、ポボルスキー
DF:ネスタ、スタム、ネグロ、ミハイロビッチ、ファバッリ
GK:ペルッツィ

 これはラツィオのスターティングイレブン…ではありません。ラツィオの現在の怪我人チームです。負傷者リストでイレブンを作ってみました。ポポルスキーとファバッリは一応復帰したみたいですが、この豪華さ、凄いです。ラツィオはここまで勝ちがずっとありません。ディノ・ゾフ監督は記念すべき今シーズンのセリエAクビ第一号となりました(公認は元ミラン監督ザッケローニ)。この怪我人チームを見ればその理由も一目瞭然な気がします。

FW:C.ロペス、コバチェビッチ
MF:メンディエタ、ジャンニケッタ、リベラーニ、フィオーレ
DF:パンカロ、コロンネーゼ、F.コート、ファバッリ
GK:マルケジャーニ

 さて、これが本当のスタメンです。これも決して怪我人チームに引けを取らない豪華さだと僕は思います。ラツィオがいかに金で人を買いまくったか分かりますね。

 前置きが長くなりましたが試合の感想を。

■中田は前半良かったが後半は完全にばてていた。スタミナ不足?走りこむべきときに走りこんでなかったです。

ジェトゥのスカスカディフェンスはだいぶ収まってきました。でもコバチェにヘッドで競り負けまくってました。

■メンディエタが後ろから思いっきり中田を蹴り上げたシーンがありました。日本を敵にまわしました。

■途中から入ったミロセは相変わらずトラップがデカかったですが、力でロングフィードをポストプレーしたのは流石です。

■ペルージャから来たばっかのリベラーニがナチラツィアーレにいじめられないか心配でした。彼には黒人の血が入ってますから。ラツィオに来るとは勇気がありますね。さすがにこの状態ではラツィアーレも人種差別をしていられないみたいでした。

 と、こんな感じで0対0のスコアレスでした。パルマにとってはアウェーでドローってことでO.K.なんでしょうか。夜中3時半から眠い目をこすりながら見た人間にとっては、ただの金返せ試合でした。

結論:中田怪我説は本当なのでしょうか?心配です。

平成13年10月2日



テソ、海外へ

 横浜F.マリノスのGK川口能活が、イングランド一部リーグのポーツマスに移籍することが決まり、中田、小野、稲本、西澤、高原、広山に次ぐ6人目の海外プレイヤーとなりました。

 ポマード、キャプテソ、時にはテソなどと省略され、一般人には打ち間違えにしか見えないような名で2ちゃんサカ板で愛された(?)川口もとうとう海外へ。サカ板の一住人としては感無量であります(嘘泣

 さて、川口と言ったら「確変」。「確変」と言ったら川口。確変時はバルテスもカーンもブッフォンも真っ青のスーパーセーブ連発。それ以外は中学生以下の凡ミスを見せてくれる川口ですが、果たして成功するでしょうか?

 個人的な見解ではイングランドの一部リーグのレベルはJリーグとたいして変わらないと思うんで、確変を見せるまでもなく普通に(あくまで普通に出来たらの話ですが)プレーすれば問題ないでしょう。

 勿論いいプレーをすれば確実により強いチームのスカウト達の目に止まるわけで、行く価値は十分あります。

そして運良く確変時に目に止まれば、ユーベだろうがマンUだろうがレアルだろうがどっからでもかかってこい状態です。非確変時に見られたら…日本人GKは二度と海外に行くことがなくなるかもしれません。こりゃあ切腹もんですかね。

 ところで喜んではみたもののポーツマスがどんなチームなのかは全く知らないです。風の噂だとプロシネツキがいるらしいですが。日露戦争はポーツマス条約でしたよね…誰もがこんなもんじゃないでしょうか。

 ともあれ川口には期待しています。

結論:あ、個人的には「たつ鳥後を濁す」でF.マリを落としてから行って欲しいです。

平成13年9月30日



☆祝:グアルディオーラ、ブレシア入り決定!:祝☆

 スペイン代表ジョゼップ・グアルディオーラの移籍先がやっと決まりました。R.バッジオのいるセリエAのブレシアです。何はともあれメデタイメデタイ。

 もう今年のシーズンはどこも始まっているのに、なんでこんなに移籍先の決定が遅くなったのかはよく知りません。

 バルセロナ→ブレシアと、中田に干されたファンデルサール並みの都落ちにも見えなくも無いですが、ペップ級をほしがるクラブはいくらでもあると思うんで、恐らくペップ自身がゴネてた可能性が高いようです。まぁでも変なこだわりから元木のように阿呆な浪人しなくてなによりです。来年にW杯を控えた年の浪人なんかシャレにならんでしょうから。

 さて自分はグアルディオーラを知って実はまだ一年も経ってないです。 倉敷さんを追ううちにバルサ戦に辿り着き、「ペップ・グアルディオ〜ラ」と言う何とも荘厳なお名前に惹かれて知りました。もっとも専らペップを知るにはバルサで(それも数試合)しか知ることができなかったのです。だから今回セリエAに来た事は彼のプレーをもっと見れるわけで単純にうれしいのです。

 注目はなんと言ってもバッジオ+ペップの組み合わせがどんな化学反応を起こすかです。バッジオは現存する数少ないファンタジスタ。ペップは同じMFでも割と後ろ目に位置し試合の操るコンダクターのような選手という印象があります。

 まぁなんとなくぶつかることはなさそうと勝手に僕は思ってるんですけどどうでしょう?

 ペップはちょっと自己主張強そうだからバッジオが大人になってそれを受け入れてくれるといいけど。今年のブレシアはバッジオ切れ切れだし、ターレがいけそうだし期待できるのでは!全てはマッツォーネ爺の手腕にかかっています。

結論:今シーズンはブレシアを要チェック!

平成13年9月29日



中田のパルマ・パルマの中田

 もう開幕してしまいましたが、新天地パルマで今シーズンをスタートした中田の展望を少々。

 一年目は持ち合わせた能力かなりの運の良さのおかげでペルージャから世界へのアピールに成功しました。

 二年目はシーズン途中ローマというビッグクラブへ移籍。多くのスタープレーヤーが歩んできた道を当然のように歩みました。

 三年目は制約と不自由の中でありながら、それなりにがんばれることを証明しました。

 今シーズンは責任と自由の中で結果が出せるか問われるでしょう。結果を出せれば名実ともにスター誕生。 一部の信者の妄想に追いついてワールドクラスになるでしょう。 でなければインターナショナルクラスのプレーヤーに留まるだけです。今シーズン初めて中田は実力が認められているチームでプレーすることになるのです。

 中田を応援するという簡単な行為で、自分はここまで多大な興奮と感動をもらいました。そして中田をとってくれたパルマにありがとう。

 自分に出来るのはナポリタンにパルメザンチーズを普段より多めに振りかけるだけです。

結論:今シーズンはロマニスタ柱谷の解説をいかなくて済みます。メデタイ。

平成13年9月25日



キュウテンイチ、オレンジ軍団陥落

 もうご存知の通り9月1日のアイルランドとの敗戦でオランダのW杯出場は絶望的となりました。恐らくオランダ不出場を悲しむ人>>アイルランドの出場を喜ぶ人だと思われます。オランダサポーターの方、ご愁傷様です。かくいう自分も割とオランダ好きでした。

 特にオランダトータルサッカーが好きとかいうわけではありません。いろんなリーグを見てきて、その中で印象に残る選手はオランダ人が多かったりしたからです。

 ゴーイングマイウェイのハッセルバインク然り、飛行機恐怖症のベルカンプ然り、中田に干されたファンデルサール然り、サッカーゲームでの固定顔キャラ度No.1のダービッツ然り、シュートの難しさとゴール率が見事に反比例するクライフェルト然り。

 最近一つの凡ミスでレギュラーから一気に第3GKにまで落ちたという喜劇を演じてくれたヴェスターフェルトもオランダ代表です。

 「人口が多い国ほどその国のサッカーは強い」という説を知ってますか?

「だったら何でアメリカや中国は弱いんだ!」という当然のようなツッコミが来るかと思いますが、南米やヨーロッパ、アジア、アフリカと地域ごとに見てみれば、人口とサッカーの強さの相関関係も全く無いとも言えません(詳しくは自分で調べてみてください)。

 こんな説に当てはめると、最近ではチューリップや風車より、ドラッグと売春の国としか認知されていない小国オランダという国が、こんなにも魅力的なプレイヤー達を排出しているのは賞賛に値すると思います。僕の周りにはイタリアファンやフランスファンよりオランダファンは多い気がしますし。

 とまぁオランダを誉めてみましたが、正直今回のアイルランド戦を見たらそんな気もうせてしまいます。100年の恋が一瞬に冷めると言った感じでしょうか。昨シーズン悪名をはせたローマ以上の放り込みサッカーで、究極の醜いサッカーをしてくれました。まるでピンボールの如く放り込んでははね返され、放り込んでははね返され・・・。

 最近クライフがオランダ国内リーグの弱体化に警笛を鳴らしていると聞きましたが、今回のW杯不出場もあながちそんな事とも関係しているのかもしれません。

 さてオランダにうって変わってW杯出場が現実的になってきたアイルランドには頑張って欲しいもんです。グループ1位はポルトガルでしょうが、幸いにもプレーオフはアジア組からの国との対戦です。
これはいただいた!…と言っていいでしょうか。イラン辺りにコロッと負けるのは勘弁して欲しいです。

 アイルランドと言えばダブルキーンの印象が強いですが、今後そんな安易なイメージを払拭できるでしょうか?

結論:とにかく9月1日は疲れました。

平成13年9月5日